はじめに

ごあいさつ

『我が愛しの名馬列伝』の記事執筆、およびサイト管理を取り仕切っております、響斗七(きょう・としち)と申します。市井の競馬愛好家でございます。

以前私は『私設現代名馬記念館』という、同じく日本の名馬について綴るブログを執筆していました。そのブログを削除したのが2021年頃でしょうか。削除した理由についてはこれといって思い出せませんが、何か心に決めたことがあったのでしょう。あるいは、単に執筆意欲が減退したためかもしれません。

長かったコロナ禍以後、日本の競馬を取り巻く環境は変貌を遂げました。様々な変化に伴い、過去に競馬場を彩った名馬たちが再び脚光を浴びつつあります。この『我が愛しの名馬列伝』では、競馬初心者と上級者がそれぞれ思いを巡らせて楽しめるような、中央・地方の重賞勝ち馬たちの物語を執筆していきます。題材のチョイスは「書いていて楽しい馬」をまず前提として、やや渋めと言いますか、他媒体ではあまり顧みられることのなかった競走馬にスポットライトを当てることを心がけております。特に、“敗者の美学”を色濃く滲ませたストーリーを書いていくつもりです。よろしくお願い申し上げます。

記事中の表記の凡例

馬齢表記は全て満年齢で統一。レース名に関しては2000年以前のものは当時の旧馬齢表記のまま(例:函館3歳S)で、ステークスは「S」、カップは「C」、トロフィーは「T」、ハンディキャップは「H」のように略す。JRA賞やNARグランプリに関しても2000年以前は旧馬齢表記のままとする。

重賞のグレードに関しては「JpnⅠ」のようには表記せず、1984年以降の国内重賞は全て「G(グレード)」を用いる。それぞれ「G1」「G2」「G3」のように、ローマ数字ではなく算用数字を用いる。

死没した時期が不明であり、且つ現在の消息が詳らかでない馬について、1999年以前に誕生している場合の没年の欄は「没年不詳」とし、それより後に生まれている場合は空欄としています。

寄稿募集中

このサイトでは皆様の寄稿を募集しています。中央重賞および地方ダートグレードの勝ち馬ならば題材はなんでもOK。文字数(1記事あたり3000文字前後が望ましいです)と内容次第にはなりますが、『我が愛しの名馬列伝』の1篇として加えさせていただきます。まずはコメントなりでコンタクトをお取りください。